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サムスンのTVパネル台湾調達、今年は1千万枚以上


ニュース 電子 作成日:2009年12月7日_記事番号:T00019686

サムスンのTVパネル台湾調達、今年は1千万枚以上

 
 7日付電子時報が液晶パネル業者の話を基に報じたところによると、サムスン電子の今年の液晶テレビ出荷台数は2,500万~2,600万台に上る見通しで、このうち台湾メーカーからのパネル調達は、約4割に当たる1,000万~1,200万枚に達するとみられる。

 パネル業者によると、サムスンは金融危機発生後、ソニーと折半出資のS-LCDからのパネル調達の割合を高めたため、台湾メーカーからの調達枚数が大幅に減少したが、このところ金融危機の影響が薄れ、中国など新興市場で液晶テレビ市場が急速に拡大していることから、26、32インチなどのパネル需要が高まり、割安となる台湾メーカーからの調達が増えている。主要取引先である奇美電子(CMO)と友達光電(AUO)からの、今年のテレビパネル調達枚数比率は、奇美電6対AUO4となるとみられる。

 2010年は、サムスンの液晶テレビ出荷がさらに拡大し、台湾パネルメーカーの受ける恩恵も大きくなりそうだ。