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SPIL、11月は8.4%減収【図】


ニュース 電子 作成日:2009年12月7日_記事番号:T00019687

SPIL、11月は8.4%減収【図】

 
 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手の矽品精密工業(SPIL)の11月売上高は、オフシーズンの出荷減少により、前月比8.4%減の54億8,166万台湾元(約154億円)となった。今年2月から9カ月連続で続いた増収がストップした。1~11月の連結売上高は前年同期比10.87%減の515億4,329万元。5日付工商時報などが伝えた。
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 第4四半期は、通信機器、コンシューマ向け電子製品がオフシーズンの影響で需要が減少するものの、メモリ製品の受注に関しては楽観でき、業績は第3四半期と同水準が見込めると予測している。

 一方、同業の京元電子(KYEC)の11月の売上高は前月比0.13%増の11億2,200万元で、今年最高を更新した。同社は第4四半期はオフシーズンながらも業績は前期比微増となると予測。アナリストは米国や欧州の顧客からの受注やメモリの受注が回復するとし、第4四半期の設備稼働率は60~65%の水準になるとみている。