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中科4期、25日にくわ入れ式


ニュース その他分野 作成日:2009年12月8日_記事番号:T00019698

中科4期、25日にくわ入れ式

 
 総額1兆2,000億台湾元(約3兆3,000億円)が予定される重大投資計画、中部科学工業園区(中科)第4期基地(彰化県二林鎮)は、25日にくわ入れ式が行われる。呉敦義行政院長が7日発表した。8日付経済日報が伝えた。

 同計画は10月末に環境影響評価の審査を通過し、実施が決まっていた。呉行政院長は、「県市長選挙前のパフォーマンスと誤解されないため発表は選挙後にした」と説明した。

 一方、地元彰化県の環境保護団体は依然として開発による環境破壊を懸念しており、彰化県環境保護聯盟の蔡嘉陽理事長は「卓伯源県長は『この計画で県が質的に進化できる』と語るが、生態系の持続的発展からみると『退化』だ」と強く批判した。また「他県のまねをして科学園区を建設するのではなく、県は良質な農業の発展のため土地を確保すべき」と強調した。

 これに対し黄東烈・同県新聞処長は、「同計画の環境評価審査には最も厳しい基準を採用しており、県民の立場に立って監督していく」と説明した。