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交流協会次期所長、今井正・元イスラエル大使に内定


ニュース 政治 作成日:2009年12月8日_記事番号:T00019699

交流協会次期所長、今井正・元イスラエル大使に内定


 日本の対台湾窓口機関、交流協会は7日、次期台北事務所に今井正・元イスラエル大使が就任する人事を理事会で決定した。台湾各メディアによると、発令は来年1月4日で、同月20日ごろに赴任するとみられる。理事会はまた、齋藤正樹所長の辞任も承認した。

 今井氏は山口県出身の65歳。外務省北東アジア課長、国際情報局長、イスラエル大使、マレーシア大使などを歴任し、2007年から今年6月まで沖縄担当大使を務めた。中国語は話せないものの、台湾各メディアは今井氏は豊富な経験を持ち好ましい人選という論調だ。

 「台湾の国際的地位は未定」という発言が馬英九政権の不興を買い引責辞任する形となった齋藤所長は、20日の離台を予定している。日台間では昨年7月にも台湾の許世楷・駐日代表が、尖閣諸島海域に台湾漁船が不法侵入した事件をめぐり日台関係が悪化する中で辞任しており、1年半の間に双方の代表が任期半ばで辞任する異例の事態となった。