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11月輸出額、金融危機以来のプラス成長【図】


ニュース その他分野 作成日:2009年12月8日_記事番号:T00019701

11月輸出額、金融危機以来のプラス成長【図】

 
 財政部が7日発表した11月の輸出総額は200億2,000万米ドルとなり、前年同月比19.4%増と世界金融危機発生前の昨年8月以来のプラス成長を回復した。また200億米ドル突破も昨年10月以来13カ月ぶりで、財政部は「景気が安定して加熱傾向にあることを示す」と指摘し、12月の輸出額年成長率は40%を超える可能性もあるという予測を示した。8日付経済日報が報じた。
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 財政部統計処の林麗貞統計長によると、十大輸出品目のうち、11月は基本金属およびその製品、機械、鉱物で前年比マイナス成長となったほかは、電子製品、光学器材などいずれもプラス成長となった。

 主要輸出先では、米国、日本向けが依然前年同月比マイナス成長となった以外は、中国大陸(香港含む)、東南アジア諸国連合(ASEAN)、欧州向けなどは成長を記録した。

 ただ、1~11月累計の輸出額は1,836億米ドル、前年同期比24.1%の減少で、通年でも2割前後と過去最悪のマイナス成長は避けられないもようだ。

 一方、11月の輸入総額も前年同月比17.9%増の179億米ドルと金融危機以来のプラス成長。電子製品と機械の輸入額がそれぞれ昨年4月、5月以来の最高を記録し、金融危機前の水準を回復した。