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出井伸之氏、台湾企業との投資協力に意欲


ニュース 金融 作成日:2009年12月8日_記事番号:T00019702

出井伸之氏、台湾企業との投資協力に意欲

 
 投資ファンド「クオンタムリープ」を率いる出井伸之代表取締役(ソニー前会長)は7日、工商時報のインタビューに応じ、中国での投資先選定に際しては、台湾企業との協力が有効との考えを示した。8日付同紙が伝えた。

 出井氏は「中国ではあらゆる分野で激しい競争があり、特定分野だけで優秀企業を100社選ぶことができる。もし台湾企業とともに選定を行えば、言語の壁がないため、さらに容易に有望な投資先を見つけることができる。これまでも実際にそうしてきた」と述べた。

 出井氏はまた、「現在産業の主軸となっているコンピューター関連、携帯電話などは10年も待たずに衰退する。台湾は先進的地位を保てなくなる。台湾企業は研究開発(R&D)を強化しなければ、ボトルネックに直面する。この部分でも日台協力の必要性が高い」と強調した。