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英系ジャーディン、台湾でKFC事業買収へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年12月8日_記事番号:T00019708

英系ジャーディン、台湾でKFC事業買収へ

 
 香港上場の英系外食大手、ジャーディン・レストラン・グループ(怡和餐飲集団)は7日、米ヤム・ブランズから台湾でのKFC(ケンタッキー・フライドチキン)事業を買収することで合意に達した。8日付工商時報が伝えた。

 ジャーディンは台湾でKFCブランドのフランチャイジーとなる。事業譲渡には台湾の公平交易委員会(公平会、公正取引委員会に相当)などによる認可が必要で、正式譲渡は来年初めになる見通しだ。譲渡金額や新経営陣などは明らかにされていないが、ジャーディン側は経営陣を刷新する構えだ。

 KFCは1985年に台湾に進出し、現在台湾全土に140店舗がある。台湾のKFCはこれまでヤム・ブランズの直営だったが、事業譲渡でフランチャイズ経営に変更となる。

 ジャーディンは既に香港、マカオ、台湾でピザハットを単独資本で経営しており、台湾では150店舗を展開中だ。同社はKFC買収で台湾での事業拡大にさらに拍車をかけたい構えだ。