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遠雄集団、阿里山ホテル建設計画を始動【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年12月8日_記事番号:T00019709

遠雄集団、阿里山ホテル建設計画を始動【表】

 
 不動産開発大手の遠雄集団(ファーグローリー)はこのほど、省道18号線(阿里山公路)沿いの交通要所、石桌エリア(嘉義県竹崎郡)での「阿里山遠雄悦来大飯店」建設計画(開発総面積15ヘクタール)を始動させる。環境影響評価(環境アセスメント)など関連手続きおよび建設にかかる期間は3年余り、投資総額は30億台湾元(約83億円)に上る見込みだ。8日付経済日報が伝えた。
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 石桌エリアは阿里山高山茶の取引拠点で、阿里山森林鉄路駅のある奮起湖、阿里山森林遊楽区にも近い。

 遠雄集団は同計画で、傘下の麗景育楽開発を投資母体とし、同社内部に推進チームを設置。近く嘉義県政府や交通部観光局、阿里山国家風景区管理処などを訪問して行政側の意向を確認する予定だ。また開発予定地の一部地主である耐斯集団とも提携の可能性について協議する。

 同地でのホテル建設は、中国人観光客の大幅増を見込んでのもの。ただ、現地では台風8号(アジア名・モーラコット)被害が大きかったため、当初計画の客室数350室の規模縮小も検討するもようだ。