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太陽電池・新日光の力晶持ち株、TSMCが引き受けか


ニュース その他製造 作成日:2009年12月8日_記事番号:T00019712

太陽電池・新日光の力晶持ち株、TSMCが引き受けか

 
 太陽電池メーカーの新日光能源(ネオソーラーパワー)の大株主(持ち株比率6.5%)、力晶半導体(PSC)が7日、董事1人を引き揚げると発表したことを受け、今後台湾積体電路製造(TSMC)が力晶の新日光持ち株をすべて引き受けるのではないかとの観測が市場で出ている。これに対し、力晶は「役員はまだ2人残っており、今後についてはコメントできない」とし、新日光も「役員辞任は力晶が決定したもので、TSMCが引き受けるかどうかについては分からない」と表明した。8日付経済日報が報じた。

 太陽電池事業への本格参入の動きを見せるTSMCは、これまでにも新日光への出資または買収の観測が出ている。TSMCが8月の董事会で決議した「太陽電池関連事業への5,000万米ドル投資」は、力晶が保有する新日光株の時価総額にほぼ等しかったことから、取得に動くとの見方が強まっていた。

 今後、来年1月に上場後満1年を迎える新日光は、大株主による株式売却が可能になるため、力晶の動きが注目される。