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台湾日立の研究開発費、来年は倍増5億元


ニュース 家電 作成日:2009年12月8日_記事番号:T00019713

台湾日立の研究開発費、来年は倍増5億元


 台湾日立は来年、クーラーなど新製品の研究開発(R&D)に、今年の2倍となる5億台湾元(約14億円)を投じシェア拡大を狙う。来年のクーラー販売台数は今年比2万台増の27万台、売上高は5億元増で過去最高の120億元を目指す。8日付経済日報が伝えた。

 三浦一雄総経理によると、同社の家庭用クーラー販売台数は今年25万台で前年比10%成長を達成し、競争の激しい台湾市場で引き続きシェア1位を維持する見込みだ。2013年にはシェア35%突破を狙う。

 日立グループはまた、業務用インバーターコンプレッサーに続き、今年から新たに冷凍機・冷凍庫でも台湾を世界の生産・輸出基地とする考えだ。両製品は、成長著しい中国市場をターゲットに統一集団や頂新集団傘下のコンビニエンスストアやスーパーなど向けに輸出を始めており、売上高は来年5億元、13年には15億~18億元に成長させたい考えだ。