ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中国のLED街灯調達、台湾企業に恩恵


ニュース 電子 作成日:2009年12月8日_記事番号:T00019717

中国のLED街灯調達、台湾企業に恩恵

 
 中国科学技術部は、発光ダイオード(LED)街灯の整備モデル事業(通称・十城万盞事業)の対象都市を現在の21都市から来年には50都市に拡大し、200万カ所にLED街灯を設置する計画だ。これを受け、台湾企業にも恩恵が見込まれている。8日付工商時報が伝えた。

 十城万盞事業が来年から第2段階に入り、対象都市が大幅に拡大されることで、LED街灯メーカーには追い風となりそうだ。特に中国のLED街灯市場に参入している佰鴻工業(ブライトLEDエレクトロニクス)、光磊科技(オプトテック)、東貝光電科技(ユニティ・オプト・テクノロジー)、晶元光電(エピスター)、璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)は受注機会の増大が見込まれる。

 十城万盞事業は当初低調で、対象21都市のうち、設置が1万カ所を超えたのは、重慶市、山東省濰坊市、河北省保定市の3都市だけだった。しかし、業界関係者はLED街灯の規格が制定されたことで、各都市での設置に弾みがつくとみている。