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PPLT・デルタのCCFL撤退、ウェリーパワーに恩恵


ニュース 電子 作成日:2009年12月8日_記事番号:T00019718

PPLT・デルタのCCFL撤退、ウェリーパワーに恩恵


 最近、パナソニック傘下の台湾松下照相照明(PPLT)、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)と、冷陰極蛍光ランプ(CCFL)からの撤退決定が相次ぐ中、威力盟電子(ウェリーパワー)、誠創科技(シントロニック・テクノロジー)などCCFLメーカー各社は、撤退メーカーの受注分を獲得しようと水面下で動いているもようだ。市場の観測によると、生産能力および製品の品質で優勢なウェリーパワーが最大の恩恵を受けそうだ。8日付電子時報が報じた。

 関係者によると、デルタのCCFL出荷本数は毎月200万~300万本、多いときは500万~600万本に上ったという。一方、ウェリーパワーの11月のCCFL出荷本数は1,700万本で、来年第1四半期は単月で1,800万~2,000万本まで増加し、過去最多水準に迫る見通しだ。

 ウェリーパワーの11月連結売上高は6億2,200万台湾元(約17億3,000万円)で、前月比11.78%減となった。同社売上高の約20%を占める発光ダイオード(LED)関連製品がノーブランド携帯電話市場の在庫水準上昇に影響を受けたことが減収要因となったが、同社は12月は好転すると予測している。