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台銀の上海事務所設置、中国当局が認可【表】


ニュース 金融 作成日:2009年12月9日_記事番号:T00019731

台銀の上海事務所設置、中国当局が認可【表】

 
 中国銀行業監督管理委員会(銀監会)は8日、台湾銀行が申請していた上海事務所設置案を認可した。早ければ来年1月に業務を開始する。台銀の中国進出は台湾系銀行として9行目。9日付経済日報が伝えた。
 
T000197311

 
 台銀は2003年に事務所設置を申請したが、今年5~6月ごろになってようやく追加資料の提出を求められ、今回の設置許可となった。同行は行名に「台湾」が含まれる上、台湾最大の銀行であるため、審査の成り行きが注目されていた。

 張秀蓮董事長は、両岸経済協力枠組み協議(ECFA)の締結により事務所開設から2年経ずに支店への昇格が可能になること、および人民元取り扱い実現への期待を述べた。

 現在、既に中国に事務所を設置している台湾系銀行は、▽台湾土地銀行▽彰化銀行▽第一商業銀行▽華南銀行▽合作金庫銀行▽中国信託商業銀行▽国泰世華銀行▽兆豊国際商業銀行――の8行。