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作成日：2009年12月9日_記事番号：T00019741
エイサー董事長、「反鴻海には加わらず」
宏碁（エイサー）の王振堂董事長は８日、液晶パネル大手の奇美電子（ＣＭＯ）を来春合併する群創光電（イノルックス・ディスプレイ）を傘下に擁する鴻海科技集団（フォックスコン）に対抗するため、ハイテク業界で調達先を鴻海陣営以外に切り替える動きが出ていることに対し、「当社は品質や価格、納期などの条件が合えば生産を委託する」と語り、「反鴻海体制」には加わらない考えを示した。９日付経済日報が報じた。
王エイサー董事長は、外部への生産委託に関しては品質、価格以外に特別な感情はないと強調し、現在もノートパソコンに関して鴻海と協議中だと語った。その上で、台北市電脳商業同業公会（ＴＣＡ）の理事長として、「業者間でコミュニケーションを十分に図ることが産業界の成長につながる」と呼び掛けた。
