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IT業界、馬政権に不満表明【表】


ニュース 電子 作成日:2009年12月9日_記事番号:T00019743

IT業界、馬政権に不満表明【表】

 
 IT(情報技術)業界の同業者団体、台北市電脳商業同業公会(TCA)は8日開催した会員大会で、馬英九総統の公約実現状況に対する満足度調査を実施した。調査によると、馬総統の今年の成績は68.31点で昨年の68.7点を下回った。TCA理事長の王振堂・宏碁(エイサー)董事長は、「国民党は行政権、立法権で優勢を確保しているにもかかわらず相応の業績を生み出しておらず、産業の発展、就業問題でも満足のいく政策を示していない」と不満を表明した。9日付工商時報が報じた。
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 王理事長は、政府が注力する「六大新興産業」支援政策について「発想は良いが多くの時間とリソースを必要とする」と指摘した上で、「ICT(情報・通信に関連する技術の総称)産業は政府が少し後押しすれば、すぐに具体的成果が現れ、世界でも台湾が主導的な地位に立てる産業だが、政府に積極姿勢が感じられない」と語った。