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華上光電、中国に合弁LEDメーカー設立


ニュース 電子 作成日:2009年12月9日_記事番号:T00019746

華上光電、中国に合弁LEDメーカー設立

 
 発光ダイオード(LED)エピタキシャル基板メーカー、華上光電(アリマ・オプトエレクトロニクス)は8日、中国山西省長治市の長治高科産業投資と合弁で、LEDチップメーカーを設立することを明らかにした。高成長が見込まれる液晶テレビ用LEDバックライト向け製品を生産し、中国5大家電メーカーからの受注を目指す。9日付工商時報が伝えた。

 新会社名称は「山西長治華上」。資本金3億人民元(約39億円)のうち、華上は生産技術を提供することで40%の持ち株率を獲得し、役員7席のうち3席を確保する。さらに、権利金として新会社から1億5,000万人民元が華上に支払われる。

 新会社はまず有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置12台を設置し、高輝度LEDチップの生産量を当初は年間10億個、最終的に50億個まで引き上げる計画だ。

 華上の郭開元総経理によると、顧客開拓を担当する長治高科産業は、地元の市政府出資の企業であり、豊富な現地の人脈を生かせるとしている。