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メットライフ台湾子会社売却先、国票と宏泰が有力


ニュース 金融 作成日:2009年12月10日_記事番号:T00019759

メットライフ台湾子会社売却先、国票と宏泰が有力

 
 保険大手メトロポリタン・ライフ・インシュアランス(メットライフ)が、台湾子会社の大都会国際人寿を売却を進める中、国票金融控股と宏泰人寿保険が売却先として有力視されている。10日付工商時報が消息筋の話として伝えた。

 両社の提示額は5,000万~1億米ドルとみられる。いずれが大都会国際人寿を落札しても、合併再編を通じて資産規模2,000億台湾元(約5,440憶円)を超える中型生命保険会社を発足させるこ
とで両社の間に合意ができているとされる。

 メットライフは当初、12月中に売却先を決定する予定だったが、検討作業に慎重を期するため、決定時期は来年1月にずれ込む可能性が出てきた。

 台湾では今年、外資系保険会社の撤退が相次いでおり、ING、プルデンシャル、エイゴン、現在売却手続きが難航している米AIG系の南山人寿に続き5例目となる。メットライフは1988年に台湾に進出し、契約者数は40万人、有効保険契約件数は100万件を超える。