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ホテル予約申し込み金、初日宿泊料の3割を上限に


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年12月10日_記事番号:T00019764

ホテル予約申し込み金、初日宿泊料の3割を上限に

 
 行政院消費者保護委員会(消保会)は9日、消費者がホテルや旅館など宿泊施設の予約に際し支払う申し込み金の上限を1泊目宿泊料の30%とするなどの内容を盛り込んだ規定を決議した。月末にも公布・施行する。10日付蘋果日報が伝えた。

 新規定の「観光旅行業、旅館業、民宿の個別旅客による直接予約の定型化規範」は、予約に際する申し込み金やキャンセル料の基準が各社で統一されていない現状を改善するために定められた。

 新規定では、申し込み金の上限を初日宿泊料の30%としたほか、キャンセル時の申し込み金返還について▽14日前まで、全額返還▽10~13日前、70%▽7~9日前、50%▽4~6日前、40%▽2~3日前、30%▽1日前、20%──と明確に定め、まったく返還しなくてよいのは当日キャンセルのみとなる。

 交通部観光局によると、同規定は毎年同局が行う監査項目に加え、違反状況が改善されない場合は、「発展観光条例」に基づき3万~15万台湾元(約8万~40万円)の罰金が科される。