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台橡がインドにSBR工場、丸紅と共同で


ニュース その他製造 作成日:2009年12月10日_記事番号:T00019765

台橡がインドにSBR工場、丸紅と共同で

 
 合成ゴム大手の台橡(TSRC)は9日の董事会で、丸紅、インド国営石油会社(IOCL)と共同で、インドにスチレンブタジエンゴム(SBR)のプラントを建設することを正式決定した。10日付工商時報が伝えた。

 出資比率はIOCLが50%、台橡が30%、丸紅が20%とされ、当初の生産能力は年12万トン、生産開始は2012年を予定している。SBRの生産はインドで初めてとなり、インド国内市場向けの出荷を見込む。台橡の投資規模は1億米ドルを超える見通しで、必要に応じて増額する。台橡は同プラントに社長を派遣する。

 台橡の涂偉華総経理は「インドの自動車産業は発展が著しく、タイヤ需要も徐々に伸びており、原料となるゴムはビジネスチャンスが大きい」と指摘した。同社は昨年、外部に市場調査を依頼し、インドでの投資機会を模索していた。