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作成日：2009年12月10日_記事番号：T00019767
デルタ、電子ペーパーに注力
電源アダプタ最大手、台達電子工業（デルタ・エレクトロニクス）が電子ペーパー事業での展開を積極化する。同事業では来年、高速道路の大型看板市場への参入を含め、さらなる応用先拡大を図る構えだ。10日付経済日報が報じた。
デルタはブリヂストンとの提携でモノクロおよびカラー電子ペーパーを開発し、来年量産するとの計画を示していたが、既に病室用に4.1インチのモノクロ電子ペーパーを提供している。入院患者名を電子表示化することで、データ更新の利便性が向上する。
デルタの海英俊執行長（ＣＥＯ）は「来年の見通しは今年より良い」としており、▽電子ペーパー▽電気自動車▽発光ダイオード（ＬＥＤ）──の３分野を重点とする考えだ。
同社が９日発表した11月売上高は、前月比４％増、前年同月比13％増の122億800万台湾元（約330億円）だった。
