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デルの台湾R&Dセンター、クラウド分野を強化


ニュース 電子 作成日:2009年12月10日_記事番号:T00019771

デルの台湾R&Dセンター、クラウド分野を強化

 
 クラウドコンピューティング分野での研究開発(R&D)を強化するデルは、台湾のR&Dセンターでも同分野の人員を強化し、特にクラウド環境に適したサーバー製品の開発に取り組む。10日付工商時報が伝えた。

 クラウド環境には低価格で大量のデータ処理が可能なサーバーが必要となる。デルはこれまでPC事業で培ったBTO(Build to order、受注後に組み立て)システムを生
かし、顧客のニーズに応じたDTO(Design to order、受注後に設計)サービスを提供するとしている。台湾R&Dセンターでは既に低価格サーバーのパワーエッジシリーズ7機種を開発。来年はブレードサーバーを手掛ける予定だ。

 クラウドコンピューティング分野とは距離を置く、ヒューレット・パッカード(HP)や宏碁(エイサー)の同業大手とは対照的に、デルは2007年にデーターセンターソリューション(DCS)チームを設置し、同分野に積極的に取り組んでいる。既に10件以上のソリューションを開発し、世界5,000社以上に提供している。今後も同分野のR&D人員を世界で600人以上に拡大する方針だ。