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コンパルの11月出荷・売上高、過去最高を更新【図】


ニュース 電子 作成日:2009年12月10日_記事番号:T00019774

コンパルの11月出荷・売上高、過去最高を更新【図】

 
 ノートパソコン受託製造大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の11月連結売上高は、前月比4.6%増、前年同月比161.3%増の784億2,100万台湾元(約2,131億6,000万円)で5カ月連続で過去最高を更新した。ノートPCの出荷台数は450万台で、10月に続いて過去最高を更新し、ライバル、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の380万台を上回った。単月ベースの出荷台数でクアンタを上回るのは今年6度目となる。10日付蘋果日報などが伝えた。
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 アナリストはコンパルの今年の好業績について、宏碁(エイサー)が北米市場で展開している低価格ノートPC(ネットブック)の受託など、ネットブックの貢献が大きいとしている。ネットブックは光ディスクドライブを搭載していないなど、部品不足による影響が小さいため、出荷を順調に拡大できた。

 陳瑞聡同社総経理は、11月は今年の業績ピークだったと指摘。12月は前月比微減となり、第4四半期のノートPC出荷台数は前期比20%以上増となるとの見方を示した。また、1~11月の連結売上高は前年同期比43%増の5,654億3,700万元となったが、通年で6,000億元は確実としている。