ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台湾クライスラー、ダイムラーが経営権手放す


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2007年8月8日_記事番号:T00001978

台湾クライスラー、ダイムラーが経営権手放す

 
 米クライスラーと独ダイムラーの提携終了に伴い、台湾クライスラーの経営権が、台湾ダイムラー・クライスラーから、北米以外の海外市場でクライスラー車の販売・マーケティングを担当しているクライスラーインターナショナルに移った。台湾クライスラーの董事長には、クライスラーインターナショナルのウイリアム・ルッソ副総裁が就任する。

 台湾クライスラーは、ダイムラー・クライスラーの台湾子会社である台湾ダイムラー・クライスラーと中華汽車工業が、クライスラーおよびJEEPの2ブランドの販売会社として設立したもので、出資額は計4億5,000万米ドル、出資比率は台湾ダイムラー・クライスラー51%、中華汽車49%だった。今回は両グループの提携解消に伴って、3日に台湾ダイムラー・クライスラーの持つ51%の株式が、クライスラーインターナショナルに移転されたもの。

 新董事長となるルッソ副総裁は、「台湾はクライスラーにとって非常に重要な市場であり、現在の経営形態と車主の権益を維持し、また、クライスラーグループの直接的な援助を得て、製品とサービスのさらなる向上に務めたい」と語った。8日付工商時報が報じた。