ニュース 運輸 作成日:2009年12月11日_記事番号:T00019792
太平洋航路安定化協定(TSA)に加盟する海運各社は10日、アジア~米国航路で1月15日からマースク・シーランドなどに追随し、コンテナ貨物運賃を引き上げることを決めた。上げ幅は約30%で、台湾海運各社にも恩恵をもたらしそうだ。11日付工商時報が伝えた。
TSAは40フィートコンテナ(2TEU)換算で運賃を400米ドル引き上げる。米国航路では当初、マースク・シーランド、MSC、中国海運集団が1月1日からの値上げを表明。しかし、TSAは加盟社が単独で値上げすることを認めていないため、対応を協議した結果、1月15日から一斉に値上げを実施することを申し合わせた。
TSAに加盟していない万海航運(ワンハイラインズ)が400米ドルの値上げを発表していたが、TSA加盟社の陽明海運(ヤンミン・ライン)と長栄海運(エバーグリーン・マリン)も値上げが可能となった。万海航運は当初1月3日から値上げするとしていたが、TSAの方針に同調し、値上げ時期を15日に遅らせることにした。
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