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エイサー、PCと携帯部門統合を検討か


ニュース 電子 作成日:2009年12月11日_記事番号:T00019801

エイサー、PCと携帯部門統合を検討か


 宏碁(エイサー)はこれまで、それぞれ独立した部門が携帯電話とノートパソコンの販売を担ってきたが、今後、世界シェア3~5位を目指すスマートフォンの販売拡大のため、両部門を統合するとの観測が出ている。これに対し、林顕郎同社副総裁は10日、「ノートPCで培った販路を生かすなど、両事業のリソース統合を検討していることは確か」と観測が事実である可能性を示唆した。11日付蘋果日報が伝えた。

 林副総裁は「PC部門では世界150カ国に充実した流通ルートを持つ上、スマートフォン販売に必要な通信キャリアとの提携も、低価格ノートPC(ネットブック)での経験を生かせる」と話した。エイサーは来年、スマートフォン8~10機種を発表し販売台数200万台以上を目指す。

 林副総裁は「ノートPCが25年で市場規模2億台に達したのに対し、スマートフォンの成長は相当早い」と指摘し、今後スマートフォン事業をさらに積極展開する姿勢を示した。