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エバーライト、「来年の生産額5割以上成長」


ニュース 電子 作成日:2009年12月11日_記事番号:T00019803

エバーライト、「来年の生産額5割以上成長」

 
 発光ダイオード(LED)パッケージング(封止)大手、億光電子(エバーライト・エレクトロニクス)の葉寅夫董事長は10日、電子製品や照明製品へのLEDの急速な普及を受け、「来年の生産額は少なくとも5割成長する」と、同社の経営についても「極めて楽観的」との見通しを示した。受注好調のため来年は、例年になく第1四半期から前期比増収となる見込みだ。11日付経済日報が伝えた。

 葉董事長によれば、LEDは来年、液晶テレビのバックライトでの採用が大幅に拡大するほか、液晶モニター用バックライトでも冷陰極蛍光ランプ(CCFL)とのコスト差がなくなるため、最低でも全体の2割まで普及する見込みだ。さらに現在、有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置の納期に遅れが出ており、来年は年間を通じてLEDチップ需給の逼迫(ひっぱく)が予想されるという。同社はこのため、シェア拡大に注力したい考えだ。