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シュコダ車、台湾での生産検討


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年12月14日_記事番号:T00019825

シュコダ車、台湾での生産検討

 
 先日、傘下の太古利奔汽車が販売代理権を獲得して台湾市場への再進出を果たしたチェコ・シュコダについて、太古汽車の幹部は、台湾で合弁によるシュコダ車生産の可能性についてシュコダ側と協議を行っていることを明らかにした。14日付蘋果日報が報じた。 

 シュコダは2007年に中国に進出し、今年の販売台数は12万台が見込まれる。中国で今後展開を拡大していく意向だが、両岸経済協力枠組み協議(ECFA)によって、台湾で生産して中国に輸出する場合と中国に新工場を設置する場合とでコスト条件が同じになるならば、リスク軽減の観点から台湾での生産に魅力を感じているようだ。

 太古汽車はこれについて、「すべてはECFAの内容次第で、詳細は来年2~3月ごろ明らかになるだろう。ただ、シュコダが台湾投資を決めれば、当社も共同で行うことを検討する」と語った。