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ハンスター、ユニティの増資引き受け


ニュース 電子 作成日:2009年12月14日_記事番号:T00019831

ハンスター、ユニティの増資引き受け

 
 中堅液晶パネルメーカー、瀚宇彩晶(ハンスター)は11日までに、発光ダイオード(LED)パッケージング業者の東貝光電科技(ユニティ・オプト・テクノロジー)の第三者割当増資を引き受け、製品開発で協力を強化していくことを決めた。12日付工商時報が伝えた。

 ユニティーは今回、総額20億1,200万台湾元(約55億6,000万円)の増資を実施し、ハンスターはこのうち60%に相当する12億720万元の増資分を引き受けた。ハンスターは既にパソコン用中小型液晶パネルにLEDバックライトを採用しており、ユニティーとの提携強化でLEDの安定確保をねらう。

 市場では当初、ユニティーの増資引き受け先をめぐっては、鴻海精密工業系列の群創光電(イノルックス・ディスプレイ)の名前が挙がっていたが、大方の予想に反し、ハンスターに落ち着いた。イノルックスは奇美電子(CMO)との合併により、ユニティーとの協力を強化する必要性が薄れたとみられる。