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凌巨科技、静電容量式タッチパネル参入へ


ニュース 電子 作成日:2009年12月14日_記事番号:T00019833

凌巨科技、静電容量式タッチパネル参入へ

 
 中小型液晶パネルメーカー、凌巨科技(ジャイアントプラス・テクノロジー)はこのほど、現在手掛ける抵抗膜方式タッチパネルに加え、新たに静電容量方式タッチパネルの生産ラインを試験的に設置した。来年第1四半期からサンプル出荷を開始する予定だ。タッチパネルは携帯電話などへの応用が急速に進んでいる。12日付工商時報が報じた。

 同社は試験生産ラインの設置について、抵抗膜方式の生産能力は十分だが、静電容量方式は技術上のボトルネックがある関係で供給不足状態にあるためと説明した。来年上半期には、既存のカラーフィルターとSTN液晶パネルの生産設備を、静電容量方式の前工程ラインとして稼動させる計画だ。

 同社はさらに、中国江蘇省の昆山モジュール工場近くに、タッチパネルモジュールの生産ラインの設置を決めた。来年第3四半期から月産100万枚での稼動を目指す。投資額は2,500万米ドル。これにより、現在ほぼ他社から調達しているタッチパネルモジュールを自社生産に切り替えたい考えだ。