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台湾産エイズ新薬、臨床試験を開始【表】


ニュース その他製造 作成日:2009年12月14日_記事番号:T00019834

台湾産エイズ新薬、臨床試験を開始【表】

 
 台湾系米国人のエイズ研究者、デービッド・ホー(何大一)氏が中心となり、米ジェネンテック社が開発したエイズ新薬「TMB-355モノクローナル抗体」がこのほど、行政院衛生署の審査を通過し、台湾で第2期臨床試験が行われることになった。12日付自由時報が伝えた。
 
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 ジェネンテック社から技術移転を受けた中裕新薬(タイメド・バイオロジクス)は11日、台大医院、台北栄民総医院など複数の病院で近く臨床試験を開始すると発表した。中裕新薬は民進党の蔡英文主席がホー氏と共同で設立した宇昌生技(英文名同)が前身で、蔡主席が持ち株を潤泰集団に譲渡した際に社名を変更していた。

 ホー氏によると、新薬は従来のエイズ治療薬とは全く異なり、エイズウイルスが「CD4陽性細胞」への感染を阻止するほか、予防、治療効果も備えている。米国では既に第2次臨床試験が大詰めを迎えており、優れた効果を発揮しているほか、副作用が少ないことも確認された。