ニュース
政治
作成日：2009年12月15日_記事番号：T00019847
江陳会に抗議デモ、民進党が10万人動員
野党民進党は14日、台中市で22日から第４回民間トップ会談（江陳会）が開かれるのを前に、20日に同志でデモ行進を行うと発表した。党員ら10万人を動員するとしている。15日付自由時報が報じた。
デモ行進は蔡英文主席が指揮し、呂秀蓮前副総統や、蘇貞昌、游錫堃、謝長廷の歴代党主席、台湾団結聯盟（台聯）の黄昆輝主席らにも参加を呼び掛ける。当日は午後３時半から市内を二手に分かれて行進し、５時から台中円満戸外劇場広場で抗議集会を行う。
インターネットで「台湾玉山網路電視」を運営する作家の魚夫氏は、「陳雲林生け捕りモバイル通信計画」の実行を呼び掛けている。野党支持者が中国・海峡両岸関係協会（海協会）の陳雲林会長の姿を発見したらノートパソコンや携帯電話で現在地を知らせ、より多くの抗議者を集めようというものだ。
これに対し国民党の立法委員からは、「江陳会の雰囲気に悪影響を与え、望ましくない」といった批判が寄せられている。
