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高雄港の中継貨物取扱量、プラスに転換【表】


ニュース 運輸 作成日:2009年12月15日_記事番号:T00019851

高雄港の中継貨物取扱量、プラスに転換【表】

 
 中台間で海運直航が始まって15日で1年を迎えた。こうした中、高雄港では中継貨物の取扱量が11月に前年同期比で8%増加し、年初来の減少傾向に歯止めがかかった。15日付経済日報が伝えた。
 
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 高雄港務局関係者は、「台湾の海運各社が海運直航後、中国の港湾で積み替えていたコンテナを高雄港で積み替えるようになった」と説明した。これにより、年初来の中継貨物取扱量の減少幅も11月までに同10%減まで縮小した。

 同関係者は「航路が増えるほど、中継貨物の量が伸び、港の競争力が向上する上、台湾が物流出荷拠点として発展することにつながる」と指摘した。

 統計によると、中台直航に参入した海運会社は20社を超え、交通部が中台直航への就航を許可し、運航中の船舶は合計161隻に達する。

 交通部によると、高雄港における今年1~9月の中台航路のコンテナ取扱量は70万TEU(20フィート標準コンテナ換算)で、うち57%を中継貨物が占めた。