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スパ大手の自然美、米カーライルが出資


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年12月15日_記事番号:T00019853

スパ大手の自然美、米カーライルが出資


 米投資ファンドのカーライル・グループは14日までに、香港上場の台湾系スパ経営大手、自然美生物科技(ナチュラル・ビューティー・バイオテクノロジー)の大株主から同社株式32.77%を8億1,980万香港ドル(約94億円)で取得することに合意した。15日付経済日報が伝えた。

 カーライルは中台双方で数千カ所の加盟店を持つ自然美の潜在力を評価しており、将来的に出資比率を65%まで高める方針だ。自然美はカーライルの出資を受け、ブランドの国際化を目指す。カーライルの出資により、自然美は香港市場で上場廃止となる見通しだ。

 自然美の大株主である蔡燕玉主席、蘇建誠執行董事(蔡主席の息子)、蘇詩琇氏(蔡主席の娘)は今年10月に持ち株会社を設立し、自然美の株式65.53%を保有していた。今回持ち株会社の株式50%をカーライル側に譲渡することで、カーライルは自然美に32.77%を出資する形となる。