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南僑、中国事業を大幅拡大へ【表】


ニュース 食品 作成日:2009年12月15日_記事番号:T00019858

南僑、中国事業を大幅拡大へ【表】

 
 食品大手の南僑化学工業は来年、中国事業を大幅に拡大する。広州の油脂工場に6,000万人民元(約7億8,000万円)をかけて生産ライン2本を新設するほか、ショーロンポーが人気の飲茶レストラン「点水楼餐庁」を上海に進出させる。さらに、上海世界博覧会(上海万博)で出店予定のレストラン8店舗が年末から来年明けにかけて相次いで竣工し、中国事業の売上高が爆発的に伸びると見込まれている。15日付工商時報が伝えた。
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 陳飛龍会長によると、同社油脂事業部下の天津工場と広州工場は、それぞれ年産7万トンと6万トン。天津工場は既に飽和状態で拡張の余地はないが、広州では今後2段階の拡張を予定しており、完成すれば生産能力は天津の3倍となる。

 「点水楼餐庁」は台湾で営業4年、5拠点を展開している。陳会長は「上海拠点を台湾人ビジネスマンの集まるスポットとするほか、台湾煙酒(TTL)との提携により台湾の紹興酒を中国市場に導入したい」との考えを表明した。