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来年の台湾液晶TV市場、115万台規模に


ニュース 家電 作成日:2009年12月15日_記事番号:T00019863

来年の台湾液晶TV市場、115万台規模に

 
 15日付電子時報が業界関係者の観測として伝えたところによると、2010年の台湾の液晶テレビ市場は115万台規模に達する見通しだ。今年は前年比16%増の105万台規模の予想で、来年も緩やかに成長が続くとみられる。

 奇美グループの「CHIMEI(チーメイ)」ブランド事業の鄭良彬執行副総経理は、液晶テレビ市場は既に成熟期に入ったと指摘した。台湾の世帯数を600万世帯として計算すると、来年の新規購入は60万台、今後3年間で70%の世帯が液晶テレビの新規購入、または買い替えを行うとの予測を示した。

 鄭副総経理はまた、来年は37インチ型以上の機種が初めて50%を突破するなど、大型機種の市場シェアがさらに拡大すると予測。逆に2年前は60%を占めていた32インチ型は、来年は35%まで低下するとの見方を示した。