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作成日：2009年12月15日_記事番号：T00019864
華冠の携帯出荷、来年1600万台目標
携帯電話受託生産の華冠通訊（アリマ・コミュニケーションズ）の来年の携帯電話の目標出荷台数は、今年比16～33％増の1,400万～1,600万台に設定しているとの観測が、携帯電話部品メーカーから出ている。15日付電子時報が伝えた。
主な理由として、ソニーエリクソンから、来年の新製品であるウォークマン携帯シリーズ２～３機種の受注を獲得したことが挙げられている。また最大顧客であるＬＧエレクトロニクスからもスマートフォンの受注が見込めるもようだ。
華冠は今年、ソニーエリクソンからの受注が大幅に減少したが、ＬＧからの受注に支えられ、下半期は単月ベースで約100万台を出荷した。１～11月の出荷台数は1,086万台で、12月も100万台水準を維持できる見通しで、通年で1,200万台には接近するものの、当初予測の1,300万台は下回る。
