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レックスチップが来年店頭公開か、新パートナー模索も


ニュース 電子 作成日:2009年12月15日_記事番号:T00019868

レックスチップが来年店頭公開か、新パートナー模索も

 
 15日付電子時報によると、エルピーダメモリは2010年、力晶半導体(PSC)との合弁DRAMメーカー、瑞晶電子(レックスチップエレクトロニクス)の株式を店頭公開する計画だ。レックスチップはエルピーダの出資比率が現在70%で外国資本となっているため、店頭公開に当たっては50%以下まで引き下げなければならず、新たな戦略提携パートナーとして、川上、川下メーカーからの出資を受け入れるとの観測が出ている。

 力晶は先日、レックスチップ株の買い戻しを表明している。ただ業界では、黒字転換を果たしたとはいえ、融資返済や原料調達などでいまだ厳しい財務状況にある力晶にとって、レックスチップを生産パートナーとすると目されていた政府主導の台湾創新記憶体(TIMC)計画が不透明になる中、買い戻しは既に重要性が薄れたとの見方がある。

 台湾DRAMメーカー6社のうち、レックスチップ以外の5社は既に上場、または店頭公開している。