ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

春節の中台直航便、運賃上海線で56%割高も【表】


ニュース 運輸 作成日:2009年12月16日_記事番号:T00019881

春節の中台直航便、運賃上海線で56%割高も【表】

 
 中華民国消費者文教基金会(消基会)がこのほどまとめた、春節(旧正月)シーズンの中台直航定期便の運賃に関する調査結果によると、台北~上海往復は、通常より56%高い2万5,000台湾元(約7万円)以上に値上がりしているケースもあることが明らかとなった。同路線の運賃は香港やアモイ乗り継ぎ便と比較すると実に25~76%も割高で、また便数の少なかったチャーター便時代と比べても5~14%高くなっているという。16日付蘋果日報が伝えた。
 
T000198811

 
 また、消基会が消費者に対して行ったアンケートによると、74%が「交通部民用航空局(民航局)から、航空各社に値下げを行うよう指導すべき」という回答だった。

 これに対し民航局の李龍文局長は、便数に上限がある上、ハイシーズンのため運賃上昇はやむを得ないとの見方を示した。その上で、中国当局に対し中国就航地27カ所の便数上限を撤廃するよう求める方針だと説明した。

 なお、中華航空(チャイナエアライン)は「運賃は市場の需給バランスによって決まっている。また、乗り継ぎ便とは市場が異なっており比較できない」とコメントした。