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中華電信、アモイにコールセンター受託会社設立へ


ニュース 電子 作成日:2009年12月16日_記事番号:T00019894

中華電信、アモイにコールセンター受託会社設立へ

 
 中華電信傘下の中華投資は15日の董事会で、中国福建省のアモイ市政府が出資する訊息投資公司との合弁による、碩泰商務科技(仮)の設立を決議した。新会社は同市で中台双方の企業のコールセンター業務を請け負う計画だ。中華投資の出資額は1,500万人民元(約2億円)程度と大規模ではないが、中華電信による中国展開の第1歩と言え、指標的な意義は大きいとみられている。16日付工商時報が伝えた。

 碩泰商務科技は資本金3,000万人民元で、中華投資の持ち株比率は49%を予定している。碩泰の董事長はアモイの訊息投資から、総経理は中華電信からそれぞれ派遣する。

 中華投資の董事長を務める謝剣平・中華電信財務長(CFO)によると、新会社の設立は、コールセンター業務にとどまらず、中国での第3世代(3G)携帯電話向け付加価値サービスや、省エネシステム、構内交換機(PBX)などの各事業展開に備えたものだという。

 謝CFOは、「今後、規定にのっとって経済部投資審議委員会(投審会)に同投資案の認可を申請する」と話した。