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AUO系列のLED関連2社、対等合併を発表


ニュース 電子 作成日:2009年12月16日_記事番号:T00019895

AUO系列のLED関連2社、対等合併を発表

 
 友達光電(AUO)系列の発光ダイオード(LED)パッケージング(封止)メーカー、凱鼎科技(ライトハウス・テクノロジー)とエピタキシャル基板メーカーの隆達電子(レクスター)は15日、対等合併を発表した。垂直統合型の合併で、競争力向上につなげるのが狙い。合併期日は来年3月15日で、レクスターが存続会社となる。16日付工商時報が伝えた。

 両社の合併説は、11月下旬から市場でうわさされていた。当時両社は否定していたが、水面下で交渉が進んでいたことになる。

 友達集団は傘下の投資会社、康利投資およびレクスターを通じ、ライトハウスに35%を出資。また、レクスターには友達集団が80%近くを出資している。合併後の資本金は約30億台湾元(約83億円)となる見通しだ。

 今回の合併は川上のエピタキシャル基板生産から川下の封止に至る垂直統合型と言える。ライトハウスの黄登輝総経理は「部品調達面でも有利で、競争力向上につながる。合併で一部顧客を失うことはあっても、新規顧客を確保できる」と話した。