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作成日：2009年12月16日_記事番号：T00019897
ＵＭＣの日本法人完全子会社化、ＴＯＢを完了
聯華電子（ＵＭＣ）は15日、10月末から進めていた日本法人のＵＭＣジャパン（ＵＭＣＪ、千葉県館山市）の完全子会社化で、株式公開買い付け（ＴＯＢ）を完了したと発表した。ＵＭＣは同日までに９割以上のＵＭＣＪ株式を取得しており、21日までに名義変更と支払いの手続きを終える予定だ。16日付聯合報が伝えた。
ＴＯＢは100％子会社のアルファ・ウィズダムを通じて行われた。ＵＭＣは今後も外部に流通する株式の回収を継続する。ＵＭＣＪは今後、ジャスダック証券取引所に上場廃止を申請した上で組織再編を行い、ＵＭＣ傘下の１工場として組み込まれることになる。
ＵＭＣはこれまで買収合併を通じシェアを高め、ファウンドリー業界世界２位の座を築いた。今年４月末の中国・和艦科技の合併や、ＵＭＣＪの子会社化はこの地位を確保する狙いがあるとみられている。
