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鴻海・郭台銘董事長、部品のグループ内優先調達を指示か


ニュース 電子 作成日:2009年12月16日_記事番号:T00019898

鴻海・郭台銘董事長、部品のグループ内優先調達を指示か

 
 ハイテク業界で最近、鴻海科技集団(フォックスコン)の勢力拡大に対抗すべく、調達先を同グループ以外に切り替えて「反鴻海体制」を構築する動きが強まっていると伝えられる中、鴻海の郭台銘董事長がこの対応策として、部品の調達はグループ内メーカーを優先するよう指示したとの観測が出ている。ただ鴻海は「そのような指示は聞いたことがない」と否定している。16日付電子時報が報じた。

 また業界関係者も、生産を受託する立場の鴻海は、部品調達先に関して提案権を持つ程度で、決定権は顧客が握っていることが多いと指摘。さらに、サプライチェーンの統合は業界の流れであり特に鴻海に限ったことではないと市場の観測に否定的だ。