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第4回江陳会間もなく開催、台中は厳戒態勢


ニュース 社会 作成日:2009年12月17日_記事番号:T00019906

第4回江陳会間もなく開催、台中は厳戒態勢

 
 台中市で22日から行われる第4回中台民間トップ会談(江陳会)のため、中国・海峡両岸関係協会(海協会)の陳雲林会長が21日、台中清泉崗空港(中部国際空港)に到着する。しかし民進党などが到着直後から抗議活動を予定しており、前日の20日には大規模なデモ行進も予定されている。政府と台中市の治安当局は、デモに最高15万人が参加すると想定して対策を強化する構えだ。17日付中国時報が伝えた。
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今回トップ会談が行われる裕元花園酒店の近くには、陳雲林会長らを歓迎するとして、国民党の市議によって大きな中華民国国旗が掲げられた。台北での前回のトップ会談では、中国側の視界から国旗が排除され「過度の自主規制」と不満が高まった(16日=中央社)

 民進党のデモは蔡英文主席が指揮し、呂秀蓮前副総統や、蘇貞昌、游錫堃、謝長廷の歴代党主席が参加する。デモ参加者を台中に動員するため、南部の観光バスが既に予約で満杯との観測も出ている。

 関係者によると、中国側も抗議活動を警戒しており、前回台北で行われた会談で、中国の記者が抗議に集まった市民にもみくちゃにされたような事態が繰り返されないよう、随行する新華社などのメディアも同じホテルに宿泊させ、安全確保に努める方針だ。