ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中国河南訪台団、調達総額は5億ドル以上に


ニュース その他分野 作成日:2009年12月17日_記事番号:T00019911

中国河南訪台団、調達総額は5億ドル以上に

 
 14日に来台した、中国河南省からの訪問団は16日、台湾の企業と3億5,400万米ドル分の調達契約を交わした。今後さらに2億米ドルの契約が見込まれ、総額は当初想定していた5億米ドルを超え、5億5,400万米ドルに上る見込みだ。17日付経済日報が報じた。
T000199111

台北市の円山大飯店(グランドホテル)で開催される「河南農民画展と河南民俗芸術展」開幕式に出席した孔玉芳同省副省長(左1)(15日=中央社)

 今回の河南訪問団は、河南省全国人民代表大会常務委員会の徐光春主任が率い、工業、農業、ハイテク、文化、教育、金融、旅行などの分野の企業が加わっている。16日の商談会には河南側から約20社、台湾から78社が参加した。

 ただ、今回成立した契約の大部分は河南省に進出した台湾系企業による調達で、同省初の半導体8インチウエハー工場を設置した晶誠科技が富霖國際投資管理から電子製品8,000万米ドル分を購入するほか、中国進出企業の親睦団体である鄭州市台商協会の王任生会長が創業した丹尼斯百貨は、今後1年間で15億人民元(約197億円)分の台湾産果物などを調達する契約を結んだ。

 対外貿易発展協会(TAITRA)の統計では、今年中国から来台した各訪問団による台湾調達の総額は150億米ドルを突破した。