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台北市の前売り分譲住宅1坪60万元突破


ニュース 建設 作成日:2009年12月17日_記事番号:T00019921

台北市の前売り分譲住宅1坪60万元突破

 
 住展雑誌の不動産価格統計によると、台北市における前売り分譲住宅の平均価格は、今年第3四半期に過去最高の1坪当たり60万1,000台湾元(約166万8,000円)まで上昇し、60万元の大台に乗った。中心部の大安区では同様に過去最高の同90万8,000元を記録した。17日付工商時報が伝えた。

 前年同期比の値上がり率上位は、信義区(24.0%)を筆頭に、大安区(14.9%)、松山区(9.6%)が続いた。

 住展雑誌の倪子仁研発長は「台北の住宅価格は調整局面を脱したといえ、真っ先に反騰している」と分析した。しかし、値上がりしたのは、信義、大安、松山、南港、大同の各区だけで、北投区では1.4%、士林区では18.9%の値下がりとなるなど、ばらつきが見られた。

 ただ、2009年の年初来の平均価格では、全市平均で58万8,000元となり、前年の59万9,000元から1.8%下落している。