頂新国際集団傘下、味全食品工業の魏応充董事長は16日、「今後16億6,000万台湾元（約46億円）程度の増資を行い、来年浙江省杭州での冷蔵飲料第２工場建設に必要な資金などを調達する」との方針を示した。実際の金額については23日の董事会で決定される見込みだ。17日付経済日報が伝えた。
康師傅のＴＤＲ上場式典には、魏應州・康師傅董事長（左から）、魏應交・頂新集団董事長、魏應充・味全董事長、魏應行・頂巧控股董事長の４兄弟が勢ぞろいした（16日＝中央社）
また、彰化商業銀行が売却を予定している新燕実業の社有地（台北県三重市、１万5,800坪）の購入資金も、味全の増資でまかなう計画だ。新燕実業の土地は間もなく競売公告が行われ、最低入札価格は50億元になると予想されている。
