発光ダイオード（ＬＥＤ）パッケージング（封止）の東貝光電科技（ユニティ・オプト・テクノロジー）は16日、中国・普天集団（Potevio）傘下で「HONYAR」ブランドの配電製品・照明などを生産する杭州鴻雁電器と、ＬＥＤ照明販売の合弁会社「杭州鴻雁東貝光電科技」の設立に向けた提携契約を結んだ。合弁会社によるユニティからのＬＥＤ照明調達は、２年以内に年間20億台湾元（約56億円）を超えると見込む。17日付中央社などが報じた。
合弁会社は来年上半期に設立予定で、鴻雁が51％、ユニティと香港百華が計49％を出資する。ユニティによると、両社は合弁会社とＬＥＤ聯合研究開発（Ｒ＆Ｄ）センター設立に１億1,000万人民元（約14億円）を投じるほか、鴻雁が１億6,000万人民元を投じ、吉林省臨江経済開発区にＬＥＤ照明生産拠点（４万平方メートル）も設置する計画だ。
鴻雁は中国内に47カ所の事務所、１万以上の販売拠点を擁する。また大型チェーンストアにも500社以上に商品を納入しており、中国全土に販路を広げている。
