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東風汽車と裕隆、日産車の生産分業協議へ【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年12月17日_記事番号:T00019926

東風汽車と裕隆、日産車の生産分業協議へ【表】

 
 中国自動車大手、東風汽車集団の徐平総経理は19日から台湾を訪れ、裕隆集団の厳凱泰執行長(CEO)との間で、中台による両岸経済協力枠組み協議(ECFA)締結後の生産分業提携について協議する予定だ。当初は日産車の生産分業を進め、東風汽車は裕隆汽車から台湾製ブルーバードの調達を見込んでいる。17日付経済日報が伝えた。
 
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 東風汽車と裕隆汽車はいずれも日産自動車と資本提携関係にある。日産も両社による生産分業が進めば、生産コストの低減につながるとして、提携強化の動きを歓迎している。

 双方はまた、浙江省杭州市に合弁会社「東風裕隆汽車」を設立し、乗用車を生産する計画だ。同計画は近く中国国務院の認可を取得する見通しで、裕隆集団の自社ブランド「LUXGEN」などを生産する予定となっている。

 東風汽車は現在、広東省深圳市と湖北省襄樊市に生産拠点がある。観測によると、深圳工場で生産しているブルーバードを台湾からの調達に切り替え、他の売れ筋車種に生産能力を振り向けることを検討している。