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作成日：2009年12月17日_記事番号：T00019929
陳雲林会長、ＡＵＯ中国誘致に意欲
中国の対台湾窓口機関、海峡両岸関係協会（海協会）の陳雲林会長は、21日からの訪台で、液晶パネル大手の友達光電（ＡＵＯ）による対中投資誘致に全力を挙げる方針だ。17日付工商時報が伝えた。
陳会長は22日に中台民間トップ会談に臨む傍ら、25日に中華民国全国工業総会主催の朝食会に出席し、ＡＵＯの李焜耀董事長をはじめとした台湾のハイテク企業40社の代表と顔を合わせる予定だ。陳会長がハイテク企業との朝食会を日程に追加したのは、特に液晶パネルメーカーによる対中投資を働き掛ける狙いがあるとみられる。
陳会長には有力中国企業18社の代表らが同行する予定で、中国側関係者がＡＵＯを訪問する予定も組まれているもようだ。
なお、台湾経済部は液晶パネルメーカーの対中投資解禁に向けた審査原則をまとめ、年内にも正式決定する方針を示している。
