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保険金目当てに一家3人殺害か、主婦を逮捕 


ニュース 社会 作成日:2009年12月18日_記事番号:T00019935

保険金目当てに一家3人殺害か、主婦を逮捕 

 
 保険金目的で夫とその母親を殺害した疑いが強まったとして、南投県政府警察局埔里分局は17日、同県埔里鎮の主婦、林于如容疑者(28)を殺人容疑で逮捕した。警察は昨年死亡した実母の死因にも不審な点があるため、裏付け捜査を進めている。18日付中国時報が伝えた。

 調べによると、林容疑者は臭豆腐店を経営する夫の劉宇航さん(27)が入院中、点滴に農薬や睡眠薬を混入させた。夫はそれが原因とみられる心筋こうそくで7月20日に死亡した。また、夫の母親の鄭恵升さん(47)も5月28日に同様の症状で死亡していた。

 2人には計1,535万台湾元(約4,240万円)の生命保険と傷害保険がかけられていた。2人の遺体の血液から睡眠薬成分が検出されたため、不審に思った保険会社が警察に通報し犯行が発覚した。このほか林容疑者の実母、林侯月雲さんも、生命保険に加入した直後の昨年11月に頭蓋内出血で死亡している。

 林容疑者はギャンブルで多額の借金を抱えていたという。取り調べに対しては、夫の殺害のみを認め、夫の母親と実母の殺害については否認しているという。